Founding Story
心臓シミュレータは、東京大学と富士通株式会社が10年以上かけて、スーパーコンピュータ上で作り上げた、世界最高峰のテクノロジーです。 CT や超音波検査などの画像データと医療データをインプットすることで、個人の心臓のミクロからマクロまでの動きを忠実に再現できます。このシミュレーション技術を活用した新たなプログラム医療機器を、現在開発しています。 心臓シミュレータの概要はこちら
医療機器を世に出すためには、日本では薬事承認、米国ではFDA510(K)認証、欧州ではCEマーク認証を取得する必要があります。そのためには品質と安全性を担保する必要があり、その責任を持つ「医療機器製造販売業」という業許可を保有した会社の申請ノウハウが不可欠です。
そこで、高度医療機器を扱っている「第一種製造販売業」の業許可を持つPIA社株式会社が事業パートナーとして加わることになりました。その証として、2020年4月23日には、株式会社UT-Heart研究所(東大発ベンチャー)、富士通、PIA社の三社による共同研究契約を締結致しました。契約の詳細を説明する動画はこちら
そして、PIA社からの会社分割により、ジャパンメディカルデバイス株式会社を2020年11月16日に設立しました。JMDは、PIA社の製造販売業のノウハウを引き継ぎ、東京大学と富士通が開発したこの心臓シミュレータの事業化を行います。世界をターゲットとして大きく事業展開し、将来はNASDAQへの上場を成し遂げることを一つの目標としております。会社のお知らせはこちら